「新・魔法のコンパス」 西野亮廣
敬愛する西野先生の本をようやく読むことができました。
最近の活躍はめまぐるしいものがありお忙しい中、僕たちのために執筆してくれたこと、本当に感謝いたします。
もう芸人は引退したのでしょうか。
また梶原さんとの漫才を観たいものです。
本書は最後まで口語調の文章で書かれていて先生と会話できている気分にさせてくれました。
はじめにの文で《必ず満足させるね》と言われた時はぞくっとしました。
きっと頭をポンポンと叩くような気持ちで書いたのでしょうね。
また、である調とですます調が一つの段落に混在している本は滅多にないので貴重ですし、《君の状況は(中略)そんなところじゃないかな。》と語ったすべてが的外れだったことも面白かったです。
持てる力の全てを本書に注いでいるが故なのだと感じました。
先生が語る僕の現状に当てはまることができずにいてすみませんでした。
「新しい世界のルールを教えてあげる」と言われた僕のちょっとムッとしてしまった気持ちは僕自身の謙虚さが足りないところを気づかせてくれました。
先生がおっしゃる新しいルールはすぐには納得できないものばかりでしたがそのルールを大事にして絵本作家の世界やオンラインサロンでの成功を考えれば正しいものなのだろうと思います。
僕がそのルールが正しいものであると証明できるくらいに活躍して先生の功績に加えることができればいいなと考えています。
特に100万時間を費やして得た能力を他に100万時間かけて得た能力に組み合わせるとあなたは100万人にひとりの存在になれるというルールは全く同じことをホリエモンも箕輪厚介さんもおっしゃっていたので、腑に落ちました。
確かに絵本が描けるお笑い芸人と言えば西野亮廣先生しかいないと思います。
本書の内容で特に良かったのは大学での卒業祝辞公演でした。
車内で相方の梶原さんに水をかけた話は声に出して笑いました。と同時に二人の仲を心配もしましたがけど。
あと人生には報われない時間があるという話で時計🕰の11時台は長針と短針が合わないけど12時になったら合うから大丈夫!という例え話はすぐには理解ができませんでした。
2時や5時は必ず長針と短針が交わるのに11時台は必ず交わらないということだったのですね。
これは哲学のかなり深いテーマだと思うので、考え続けていく必要があると感じています。
ひな壇に座りたくない発言や著書をネットで公開したことで、多くの批判があったことと思います。
おそらく僕を含めて日本のほとんどの人が西野先生のことを理解していないと思います。
だからこそ話を聞きたいし、共に楽しみたいです。
西野先生の素晴らしいところの一つに誰かを傷つけようとしない優しさがあると思います。
それだのに批判する人が多いのは寂しいことですね。
「エンターテイメントはネタバレから始まる」これには激しく同意しますが、反発が多い意見だろうとも思います。
大きな声で語ってくださる西野先生に本当に感謝です。
本書を通して先生のオンラインサロンには入りませんが、他の著書や絵本は読んでみたいと思いました。
また出会いたいです。
ところどころで悪口みたいになってしまったこと本当にすみませんでした。
たまに漫才もみたいです。
著書で漫才の全文を公開したりネタの作り方を書いたりしていたら絶対に買います!
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