「消える密室の殺人」柴田よしき
副題 猫探偵正太郎上京
📕猫探偵正太郎のシリーズについて
猫探偵正太郎のシリーズは現在八冊出ています。
あらゆる猫小説の中で僕が一番好きなシリーズです。
正太郎(黒猫)の飼い主が正太郎の名前をちゃんと覚えていないというところにユーモアのセンスを感じます(*‘∀‘)
さて今回のテーマは「このシリーズを映画化して欲しい」です。
このシリーズの良いところは短編が多いところです。
それは正太郎が語り手の話と人が語り手の話が半々にあります。
それぞれの話のジャンルがミステリーが多いものの、恋愛や冒険の話など多岐にわたります。
この多様さは連続ドラマにも合いそうな気がします。
連続ドラマ後に映画化で成功しそうです。
キャストは演技力が高い猫を2〜3匹(=^ェ^=)!黒猫を正太郎にして、あとチャウチャウ犬も必要です。
チャウチャウ犬は正太郎の親友のサスケです▽^ェ^▽ ワン!犬好きの方も楽しめるなんて素晴らしい小説やヾ(≧▽≦)ノ
📘勝手にキャスティング
飼い主は桜川ひとみという売れない女流作家です。
ドジでズボラで飼い猫の名前をなかなか覚えません。
猫に飼われている方が多い中、立派な飼い主です(?)
女優さんだと誰が当てはまりますかね、、、うーむ難しい。
深田恭子さんは忙しそうだし、北川景子さんは本を出して売れないということは絶対なさそうだし、、、、。
上戸彩さんや滝沢カレンさんも候補でした。
文では伝わらないのが残念ですが、一時間悩んだ結果、三倉茉奈さん(以下マナさん)で落ち着きました。
双子と向きあって左側のほくろのない方、結婚が妹よりも遅かった方です。
おっとりした雰囲気がドジさを演出し、優しい雰囲気は猫を飼っていそうです。
(マナさん。相当失礼な事を書いて申し訳ございません。僕はマナさんの大ファンです。「二月のわた雪」と「いのちの歌」は今でも聴いています。)
ドラマは一話ごとにゲストを変えて 時々猫目線でアングルを変えて動物同士のおしゃべりを入れればどの話も楽しくなると信じています。
と、ここまで全く本書の話をしていなかったので次の段落から本書についてです。
📗ようやく本書について(;^_^A
桜川ひとみの突発的な行動によって、猫モデルたちの撮影が行われているプレハブ小屋で、正太郎は一夜を過ごすことになります。
ここに多くの猫が集められ、正太郎もモデルになることになりました。
そこで、友達になったばかりのアビシニアンのデビッドが、カメラマンとともに死体となって発見されました。
事件の真相を究明しようと、猫仲間とともに正太郎が奔走します。
なぜ猫まで殺されなければならなかったのか、、、かわいそうに
📙最後に
見どころは猫が証言する密室と、ドタバタの推理劇です。
なぜこの部屋を密室と呼ぶことができるのか、どうやって猫たちは人間とともに推理するのか。
これらは本書でしかできないことだろうとおもいます。
このシリーズは猫が持つモフモフ感とドタバタ劇に頼り過ぎていないところがとてもいいです。
謎も論理的でいて魅力があります。
調べてみたらこのシリーズの中の一つが舞台化されていたみたいです。
舞台化はすごく難しそうですね。どうやったのか気になるところです。
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