「笑う警官」佐々木譲愛」山田詠美
📕本書との出会い
吉本興業がゴタゴタしてて世間を賑わせましたね。
かなり前の話ですけど( ´艸`)
今は賭博問題でごたごたしています(;^_^A
大変だねこりゃ
僕も宮迫さんみたいに炎上したくないので深くは語りませんが、宮迫さんの演技が好きだったのでもうテレビに出ないとなるのは寂しく思います。
本書は映画化していて宮迫さんも津久井刑事役で演技しています。
とても重要な役を担っていましたが、自然な演技で面白い映画になりました。
📘あらすじ
本書の舞台は北海道の札幌です。
市内のアパートで生活安全部の女性巡査が殺害されていました。
容疑者となった交際相手は、同じ本部に所属する津久井巡査部長でした。
やがて津久井には射殺命令が出てしまうまでの大事になりました。
津久井の潔白を信じる佐伯警部補は有志のメンバーを集い極秘捜査を始めます。
時間的にはごく限られた期間での捜査なのですが、同時並行で警察の不祥事や隠蔽やら裏切りやら騙しあいやらとたくさんの出来事があり、常にドキドキしながら読みました。
📗見どころ
時間制限のある捜査は見ていてハラハラするとともに目が離せないほどのスピード感がありました。
捜査の過程だけでも超一流な物語でしたが、「うたう警官」から改題された本作はうたうをキーワードにしているのが上手いです。
佐伯はサックスを吹くことができて、いつか道警にジャズバンドを作るのが夢です。
その意味で「うたう」と仲間の悪事を暴露することも「うたう」言います。
警察の組織にいながらも悪いことをしてしまう人は残念ながら一定数いますね。
人間だもの。のぶを。
ですが、警察はそれを誤魔化しやすい立場にいるからややこしいです。
うたう人を社会的に応援する風が吹いていたら悪いことをしても必要以上に叩かれないのに!と思う今日この頃です。
あと佐伯が集めたスペシャリストの仲間たちも最高で読後はこのチームをもう一度見たくなることでしょう。
📙最後に
今回のブログでは宮迫さんへの応援の気持ちで書かせていただきました。
僕は実力のある方が好きなのです。宮迫さんの演技や司会者としてのトーク回しはとても文学的です(?)
テレビでの宮迫さんしか知らないのですから、不倫疑惑とか金遣いが荒いこととか、調子に乗っていたとかどうでもいいです。
僕は上戸彩さんの結婚を信じないようにしているのでそれと同じです(?)
宮迫さんが本当に実力のある方ならまたテレビでお会いできると信じています。
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