「川柳少女」 五十嵐正邦

マンガ

📕本書との出会い

僕は連載が終了している漫画しか買わないのですが、本書は連載中に買っていました。

連載が終わっていないものを買うのはリスクが高い気がするのです。

最後まで面白い保証がないのに数十冊に投資しなければならないリスクは避けないものです。
(僕は臆病な性格なのでしょうか)

そんな訳なので、「はじめの一歩」を全巻揃えるために、面白いままで早く連載終了を願うという訳のわからない状況にあります。

それともはじめの一歩は100巻を越えているからこれ以上の増税の前に集めておくべきか、迷う僕がいます。 



📘あらすじ

「川柳少女」は全13巻、出ています。もう何もかもが僕のタイプのマンガです。

本書のジャンルはラブコメでしょうか。

しかし、単なるラブコメではないのです。主人公は言いたいことを五七五の川柳で伝える女の子・雪白七々子さん。絶滅の黒髪少女は保護したいですねヾ(≧▽≦)ノ

マンガでもしゃべらずアニメでもしゃべらずという徹底ぶりがかわいいです。

このままでは誤解を生むので書きますが、しゃべらずというのは声を出さないというだけです。

マンガは短冊による会話でなんとかなりますがアニメだと致命的な弱点になる気がします。

どう演出したのか気になるところです。(見ておけばよかった🥺)



📗見どころ

恋の相手役は強面でひと月にに何度も警察を呼ばれてしまう同級生男子・毒島エイジくんです。

怖い顔に似合わず優しくて天然ボケなところが面白いです。

これからは本書の魅力を三点でお伝えします! 

①七々子とエイジがずっとイチャイチャしている。

恋愛ものにはマンガでも小説でもライバルや障害がつきものですが、二人は冒頭からイチャイチャしています。

これを読んだらみんな笑顔になれる!

②脇を固める愉快な仲間たち!

七々子と同じように話しませんが、絵で思いを伝えるキノという女の子。

二人が所属している文芸部部長のアマネも不運さとツッコミのセンスが面白いです。

③確かな文学性!

四コママンガで一話10ページ前後という星新一感がとてもいいです。

それにひとつひとつの川柳がとてもセンスがあります。



📙最後に

最後は本書から僕が気に入った川柳をお届けいたします( *¯ ꒳¯*)フフン✨

最初のふたコマでアマネが七々子とエイジに飼い猫の写真を見せていて、猫をテーマに川柳を作ることになりました。

できた川柳が下の二つです。

「かわいいね バッタの5倍 蛾の2倍」エイジ

褒められてる気がしないとアマネのツッコミ。

「SO CUTE(ソーキュート) ヤギの10倍 蛾の2倍」七々子

キミら蛾の評価高くない!?というアマネのツッコミも最高でした🤣

僕の学生時代には片想いしていた人について川柳を作りまくっていた黒歴史があります。

その話しはいつかするかもしないかもです!

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